ソダンキュラ (Sodankylä)
ソダンキュラの人口は8187人(2021年12月31日)、総面積1万2415.50平方キロメートル、人口密度0.7人/平方キロメートル. フィンランド語に加え、北部サーミ語が公用語となっている. ソダンキュラという地名は「戦争の村」と訳せるが、これは戦争と同じつづりの姓からとられた.
ソダンキュラの町の中心部にはキティネン川が流れている. 町内にある国有林の奥深くに位置するルオスト(フィンランド語、Luosto)は、ハスキー犬による犬ゾリ、トナカイ、スノーモービルなどでの周遊や、スキーなどができるリゾート地である. また、約1500 mのアスファルトで舗装された滑走路を持つ飛行場(en:Sodankylä Airfield)も設置されており、フィンランド国防軍の狙撃旅団が駐屯している. この他、郊外のソダンキュラ地球観測所内に、EISCAT(欧州非干渉散乱科学協会)のレーダー受信局がある. この観測所は天文台ではないが、辺りは「星の地」という意味のタハテラ(Tähtelä)として知られる. なお、町を通る主要道路としてはE63号線とE75号線が挙げられる.
地図 - ソダンキュラ (Sodankylä)
地図
国 - フィンランド
フィンランドの国旗 |
国体の変化が激しい歴史を持つ国家であり、王制から共和制へ変換された国々の一国として知られている. ロシア帝国が第二次ロシア・スウェーデン戦争後にフィンランドを併合してフィンランド大公国にした1809年まで、スウェーデン王国に属していた. 後に、ロシア帝国がロシア革命で崩壊したことで1917年に独立を果たした. 独立後、フィンランドでは4つの戦争が行われた. 1918年のフィンランド内戦、ロシア革命で成立したソビエト連邦との冬戦争(1939年~1940年)、第二次世界大戦(独ソ戦)に伴うソ連との継続戦争(1941年~1944年)とソ連との講和後のナチス・ドイツとのラップランド戦争(1944年~1945年)である. それぞれの戦争において、共和国の軍隊は、軍の最高司令官であるマンネルへイム元帥によって率いられた. 冬戦争と継続戦争により幾らかの土地をソ連に奪われるも、ソ連に併合されたバルト三国と異なり独立を維持した.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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EUR | ユーロ (Euro) | € | 2 |